総代会運営規約
(総則)
第1条 | この規約は、定款第65条に基づき、総代会の運営について定める。 |
2 | 法令、定款及びこの規約に特に定めがないときは、そのつど総代会で定める。 |
3 | 法令、定款及びこの規約に定めた事項のほかは議長が決する。 |
(総代の資格確認)
第2条 | 総代会に実出席する総代は、総代会会場の受付で、組合が定める方法によりその資格の確認を受け、総代証の交付を受けるものとする。 |
2 | 定款第61条の定めにより総代から委任を受けた代理人は、総代会会場の受付でその総代が署名又は記名押印した委任状を組合に提出し、資格の確認を受け、組合から代理人証の交付を受ける。ただし、代理人が代理できるのは総代2人までとする。 |
(議決権及び選挙権の書面による行使)
第3条 | 定款第61条の定めにより総代が書面により議決権及び選挙権を行使する場合には、次のものを総代会の開会までに組合に提出するものとする。
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2 | 第9条第2項に基づき退場する総代又は代理人が前項第1号又は第2号に定めるものを提出したときは、前項の定めにかかわらず、これを有効なものとして取り扱う。 |
(資格審査委員会)
第4条 | 理事長は第2条及び第3条に関する審査を円滑に行なうため、理事若干名で構成する資格審査委員会をおくことができる。 |
(開会)
第5条 | 総代の出席者が定款第56条に定める成立要件に達したとき、理事はその数を報告して開会を宣言する。ただし、監事が招集した総代会では、監事がこれを行なう。 |
(議長の選出)
第6条 | 理事は、総代会にはかって出席した総代の中から議長1名を選出する。 |
2 | 前項の選出に際し選挙を行なう場合は、拍手、挙手、又は投票による。 |
3 | 議長は、総代会の秩序を保ち円滑に運営する。 |
(書記)
第7条 | 議長は、議事の開始にあたり議場にはかって、書記若干名を指名する。 |
(議事運営委員)
第8条 | 議長は、役職員、総代の中から議事運営委員を指名し、議事日程の提案、発言通告の受理、その他議事運営に必要な助言と事務を行わせることができる。 |
(退場の制限その他)
第9条 | 出席者は議長の定めた席につき、会議中みだりに席を離れてはならない。 |
2 | 出席した総代または代理人が、総代会の終了前に退席するときは、議長あるいは議事運営委員の許可を得なければならない。 |
3 | 総代会の出席者が退場によって成立要件に欠けることになったときは、議長はこのことを総代会に報告する。 |
4 | 第2項に基づき退席する総代または代理人が書面議決書を提出した場合は、第2条第3項の規定にかかわらず、これを有効として取り扱う。 |
(発言)
第10条 | 議長は、発言方法と発言時間を総代会にはかって定める。 |
2 | 発言者は、議長の許可を得て、所属氏名を告げてから発言する。 |
3 | 傍聴席の組合員は、議長の許可を得て発言できる。 |
4 | 議長は、総代会にはかって、関係者を出席させ発言を求めることができる。 |
5 | 議長は、総代会の運営上必要と判断したとき、発言を停止させることができる。 |
(質問に対する答弁)
第11条 | 総代は、その議決権の行使に必要な範囲内において、議案について質問することができる。 |
2 | 総代の質問に対する答弁は、議案に関する質問については理事長またはその指名した理事が、監査に関する質問については監事が行う。ただし、以下の場合には、その理由を告げて質問に対する答弁を拒むことができる。
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3 | 理事または監事は、議長の許可を受けて職員等の補助者に説明をさせることができる。 |
(議事運営に関する動議)
第12条 | 総代は、討論の続行と終結、総代会の続行と延期、議長不信任など議事進行に関する事項について動議を提出することができる。 |
2 | 動議があったときは、議長はその動議を採決するか否かを議場にはからなくてはならない。但し、議長の不信任動議を除き、議事運営上適切でないと認められるときは、議長の判断により動議を却下することができる。 |
3 | 動議は実出席総代及び代理人の過半数によって議決し、書面による議決権の行使は認めない。 |
(修正動議)
第13条 | 総代が、付議された議案を修正する動議(以下、「修正動議」という。)を提出する場合には、総代 10 人以上(自分を含む。)の賛同を得て、総代会の会日の5日前までに、文書で理事長に届け出るものとする。 |
2 | 前項の要件を満たす修正動議の提出があった場合には、議長はその動議について審議に付さなければならない。 |
3 | 前二項の定めにかかわらず、総代は、総代 10 人以上(自分を含む。)の賛同を得て、総代会において文書で議長に修正動議を提出することができる。 |
4 | 前項の修正動議の提出があった場合、議長は総代会に議題としてとりあげるかどうかをはかり、その修正動議を提出した総代(賛同した者を含む。)のほかに総代 10 人以上が議題としてとりあげることを支持したとき、議長はその修正動議について審議に付すものとする。 |
5 | 議長は、修正動議を審議に付したときは、表決に当たりまず修正動議につきこれを決するものとし、2つ以上の修正動議があるときは、その趣旨が原案ともっとも異なるものから順次表決するものとする。 |
6 | 修正動議の提出者は、その修正動議が審議に付された後でも、これを修正又は撤回できる。ただし、議長が修正又は撤回を拒んだときはこの限りでない。 |
7 | 修正動議は、出席した総代の議決権(書面又は代理人による議決権を含み、議長は出席した総代の数に参入しない。)の過半数の賛成で議決する。 |
8 | 修正動議を表決する場合には、書面による議決権のうち、原案に対して賛成のものは修正動議に対して反対とみなし、原案に対して反対のものは棄権したものとみなす。 |
(緊急動議)
第14条 | 総代は、定款第55条に基づき、定款の定める総代会の議決事項以外の事項であって、軽微かつ緊急を要するものについて、動議を提出することができる。 |
2 | 前項に定める動議(以下、緊急動議という。)を提出するには、総代5名以上の賛同を得て、文書で議長に届け出るものとする。 |
3 | 緊急動議を採決する場合には、書面または代理人による議決権を加えないものとする。 |
(一事不再議)
第15条 | 否決または撤回された議案及び動議は、同じ総代会で再び提案できない。 |
(特別委員会)
第16条 | 総代会で特に必要と認めたときは、特別委員会を設けて、議案その他の事項の審議を行なわせることができる。 |
2 | 前項の委員は総代会で選任し、委員は委員長を互選する。 |
3 | 委員長は、審議の経過及び結果を議長に報告する。 |
4 | 議長は、特別委員会の報告で必要により、採決・採択に付さなければならない。 |
(総代会の打切り、延期および続行)
第17条 | 総代会は、総代会の議決により打ち切り、延期し、または続行することができる。 |
(討論の終結)
第18条 | 議長が議案の採決・採択を行なうことを宣言した後は、議案についての発言はできない。 |
(表決の方法)
第19条 | 表決は挙手、起立、投票のいずれかの方法によるものとし、そのつど議長が定める。 |
2 | 議長は、表決にあたって議場の閉鎖を宣言し、総代会の成立の状況を確認するものとする。 |
3 | 総代及び代理人は、総代証又は代理人証を明示して議長の採決に応じなければならない。 |
4 | 棄権した者の数及び表示された議決権行使の意思内容が不明である者の数は、出席した総代の議決権数に算入する。 |
(採決結果の宣言)
第20条 | 議長は、採決の結果を宣言しなければならない。この場合、議長はその議題の議決に必要な賛成数を充足していること、または充足していないことを宣言すれば足り、賛否の数を宣言することを要しない。 |
(傍聴)
第21条 | 組合員は、議長の許可を得て総代会を傍聴することができる。 |
2 | 総代会を傍聴する組合員は、議事運営に支障を生じない範囲で、議長の許可を得て発言することができる。 |
(秩序の保持)
第22条 | 総代会の議事運営は、すべて議長が指示する。 |
2 | 議長は、無断で発言したり、議事妨害になる行為をした者に、退場を命じることができる。 |
3 | 議長は、議事運営のために必要と判断したときは、議場を閉鎖できる。 |
(規定の準用)
第23条 | 総会の運営にあたっては、この規約の各条を準用する。この場合において、第2条中「総代2人まで」とあるのは「組合員9人まで」と、第12条及び第13条中「総代10人以上」とあるのは「組合員30人以上」と読み替えるものとする。 |
(改廃)
第24条 | この規約の改廃は、総代会の議決を必要とする。 |
附則
1 | この規約は、この組合成立の日から実施する。 |
2 | 2020年6月22日、一部改定・施行する。 |